エンジニア歴2年目の私が、ハロウィンイベント用のARアプリを開発してみた件(イベント編)

しれとこハロウィン2018年の様子

書いた人:田中(エンジニア)

こんにちは、エンジニアの田中です。

以前公開しました「しれとこハロウィン~開発編~」の続編です。

開発編では、かなり技術よりの内容を記事にしましたが、イベント編では、以下の二点に絞って紹介しようと思います。

● イベント当日・前後の活動や様子
● 制作したARゲームを実際に目の前で子どもたちにプレイしてもらうことで得た学び

1日目:オホーツク地方の名産品たちをゆっくり満喫するはずが……

今回、北の大地・北海道斜里町(知床エリア)に出向いたのは私と、同じく先輩エンジニアの岸田(社内では、きっしーさんって呼ばれています)です。

2018年10月19日(イベント一日前)の夕暮れ時に、女満別空港に到着しました。

ご親切にも、これから2日間お世話になる知床スロウワークスの方に女満別から斜里町まで送迎していただき、途中おいしいお寿司(!)も食べ、20時ごろに斜里テレワークセンター「しれとこラボ」に到着しました。

以前、弊社人事の伊藤がこちらのブログでワーケーションを行った様子を紹介しているように、「しれとこラボ」は1階がワークスペース、2階が居住スペースとなっている施設です。

窓からの景色は雄大な北海道の広がっていうことなし! キレイ! そしてコンビニも割と近い!! とかなり居心地の良い施設です。

が、しかし……。

私たちを待っていたのは、快適な居間でゆっくりするという安寧ではなく、ハッカソン的なノリの開発合宿でした(うぉぉぉぉぉ……。ちなみにハッカソンとはソフトウェアエンジニアが集まって、チームを組んで一定時間で一つのアプリを制作するようなイベントです)。

出発前もギリギリまで粘ってきましたが、やはりどうしても出来に納得できない箇所が残っており、この段階まで最終調整を行っていたのです。

と言うわけで、オホーツク地方の名産品たちをお供に、開発を続行することにしました。

まずはこちら!

オホーツク名物「鮭とば」

知床名物の「鮭とば」。味が濃厚ですごくおいしいです。

お次はこちら!

網走名物「流氷ドラフト」

知床名物ではありませんが、網走名物である「流氷ドラフト」。ブルーハワイのような青色をしており、フルーティな味わいでとても飲みやすかったです。

そうして夜は更けていきました(とさ……)。

2日目(イベント当日):自分たちが開発したARゲームで子どもたちが……

結局私たちは夜通し作業を行い、当日の朝を迎えたのでした(ね、眠かった……)。

私たちは午後から参加しましたが、ハロウィンイベントは終始多くの人で賑わっていました。会場は仮装した子どもたちでいっぱい!

しれとこハロウィン2018の会場風景

早速私たちも、ARゲーム体験を開始しました。次の写真は、子どもたちに実際にプレイしてもらっているところ。子どもたちがプレイする様子を見守っているのが私です。

ARゲームに没頭する子どもたち

岸田も別のグループをサポート。

しれとこハロウィンでARゲームで遊ぶ子どもたち

ゲームの細部にあまり手を入れることができなかったため、子どもたちからの率直なダメだしが少しコワく、実はイベント会場までの足取りが重かったのですが、こうしていざ体験してもらうと、けっこう好評で、体験してくれた子が友達を連れて戻ってきてくれるという感じで多くの子どもたちに楽しんでもらうことができました。

プレイしている様子を眺めていると、ゲームの出来云々というよりも、AR体験が子どもたちの好奇心に刺さった印象がとても強かったです。

例えば、カメラを通して見た現実空間にカボチャの3Dオブジェクトを配置するだけでも「わぁ、カボチャがそこにいる!」というような声があがったり、カボチャの収穫シーンにおいて、自分たちの足で実際にカボチャを探し歩くという体験が新鮮に映ったりしていたように思います。

あとは、ARとは関係ないですが、スコア要素があると、子どもたちの間で競い合いが始まり、ゲームにのめりこむ子が多かったです。

一方で、配慮が足りなかったなあと思う点もいくつかありました。

一つは、プレイスペースの問題です。

開発段階でプレイスペースについて正確な話をしていなかったため、実際のプレイスペースは想定していたよりも小さくなってしまいました。また、時間帯によってブースの目の前が人で入り乱れるという状況もありました。

これにより、子どもたちがゲームに夢中になっている最中に壁や机、人にぶつかってケガをしてしまう可能性があったり、障害物があることによりゲーム空間の先に行けない場合、一度端末の画面をオフにして方向転換してからオンにするといったAR体験のクオリティを下げることもしなければなりませんでした。

以上から、当たり前かもしれませんが「プレイスペースを事前に正確に把握する(広さ・人の多さなどの状況・その他環境)」ことは、AR体験を作るうえで、非常に大切だと実感しました。

もう一つは、UI/UX((ユーザーインターフェイス/ユーザーエクスペリエンス)の設計についてです。

今回、子どもたちの想定外の行動にとても驚かされました。

例えば、カボチャの収穫ステージにおいて、自身が歩き回るプレイスペースを意識してもらうために回りを柵で囲んでいたのですが、それを突っ切って遥かなる向こうを目指す子がいたり、UIで操作指示をしている部分に全く気を留めなかったりということがありました。

プレイしている様子を見て、終始「なるほどなあ」と学ぶことが多かったです。

特にUI/UXに関してはユーザの属性に合わせて、もっと深く考えて設計すればよかったなあと思いました。

色々と反省点が多かったですが、「子どもたちにAR技術を体感して楽しんでもらう」という目的は果たせたと思うので、達成感を得られた一日でした。

イベント終了後は、知床スロウワークス関係者の皆さんと打ち上げをし、楽しい時間を過ごさせていただきました!

3日目(最終日)東京へ帰る直前、思いがけない光景が……

この日は東京へ帰る日。送迎をしてくださった知床スロウワークスの方が、帰る前に「どうしても連れて行きたい場所がある」と、昼頃からその場所へ連れて行ってくださいました。

そこは「天に続く道」という、数々のメディアでも取り上げられているスポット。斜里町から直線で約18キロ続く国道のことです。まっすぐに伸びた道の先が、まるで「天」につながっているように見えることから、この愛称がつけられたそうです。

こんなまっすぐな道はまず他ではお目にかかれないですが、それだけではなく、周りに豊かな自然が広がっており、とても気持ちの良いスポットでした。「全天球カメラで撮影したい!!」という衝動をそっと抑えました(持っておけばよかったとあとで激しく後悔しましたが)。

斜里名物「天につづく道」

まとめ

今回、制作したゲームを実際に目の前で子どもたちにプレイしてもらうという、とても学びが多い体験をさせてもらいました。

それに加え、知床のおいしい料理・大自然、なにより地元にアツイ思いを持っている知床スロウワークス関係者の方々と交流を持つことができ、とても有意義な三日間を過ごすことができました。

関係者の皆さま、貴重な体験をいただきありがとうございました!

機会があれば、今度は「しれとこラボ」でテレワークがしてみたいです!(ね、社長w)


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